みんなで創り上げる古典作品が、
私はすごく好き。

今回は、
白鳥の湖より第3幕に挑戦しました!

この白鳥3幕は、
「ディベルティスマン」と言って、
物語とは直接関係のない様々なダンスの、
美しさや音楽を楽しむためのものです。





クラシックに縛られず、
各国の民族舞踊が組み込まれ、
それぞれの表現力を発揮する重要な場面です。
みんなで創り上げる古典作品が、
私はすごく好き。

今回は、
白鳥の湖より第3幕に挑戦しました!

この白鳥3幕は、
「ディベルティスマン」と言って、
物語とは直接関係のない様々なダンスの、
美しさや音楽を楽しむためのものです。





クラシックに縛られず、
各国の民族舞踊が組み込まれ、
それぞれの表現力を発揮する重要な場面です。

小さい頃からずっと一緒にレッスンを重ねてきたふたりによる、
「大きな白鳥の踊り」でした。


そんなふたりの踊る姿は、
感慨深いものがありました。



この大きな白鳥の踊りは、
見た目の繊細さと裏腹にとてもハードな踊りです。


体力も消耗しますが、
シューズの消耗も半端ない。。。

想像の何倍もキツイ、かなり過酷な踊りです。
Akariはこのハードな踊りをグランのあとに(^_^;)

Maayaはまだグランを踊っていないのに、
このハードな踊りをグランの前に(^_^;)

2人には申し訳ない構成だな、、、と思いつつも、
プログラム的にどうしてもここにしか置けなかった
「大きな白鳥の踊り」でした。

Maayaはこのあと黒鳥を踊るわけですが、
黒鳥を踊るからこその白鳥でした。


物事のすべては、対極で成り立っています。
陰陽の世界。
白の中にこそ黒が在り、
黒の中にこそ白が在る。
対でひとつです。
だから、黒鳥を踊るためにはどうしても白鳥を踊る必要があります。
黒鳥(悪)の世界を表現するためには、
白鳥(善)の世界にアクセスする必要があるのです。
どうしても。

そしてAkariもまた、
このあと影のオデットが待っています。


だから、そんなふたりにはどうしても必要な白鳥の踊りなのでした。
Azuのポテンシャルはすごかった。

これはよそから借りてくるわけでも、
私が与えるものでもありません。

彼女の中に、
ちゃんと「在る」ものでした。


それが、
このPDDが良い刺激になって彼女の中に立ち現れた。

そうでなければこんなにも伸びしろを見せてもらえることはなかったでしょう。


効率化できないもの。
信頼関係はボタンひとつで生まれない。
育成は時短できない。
文化は大量生産できない。

永く受け継がれてきた文化芸術に直接触れるということ。
そこには必ず手間があり、時間があり、物語が生まれます。


今の時代、
時間をお金で買うことはできるのかもしれないけど、
時間そのものが生み出す価値はお金では買えません。

Azuの物語を、登っていく階段を、華ひらく瞬間を、
近くで見ることができて嬉しかったよ。
いつもクールなAkariの
やり切った涙を見たとき、

この子とはきっと何年も前から、
こうやってこの峰を一緒に登ることになっていたのかもしれないな、
そうなるようになっていたのかもしれないな、と


そんなふうに思いました。

グラン・パ・ド・ドゥをやるには、
それはそれは様々な条件が出てきます。
技術面、精神面、取り巻く環境、これまでの軌跡。
歴代のグラン・パ・ド・ドゥ メンバーも
そうでした。


これは私にもこの子たちにも誰にも、
誰にもコントロールができないことで、
私は「巡り合わせの極致」だと思っています。

ありとあらゆることが、
あらゆる条件が、環境が、人脈が、タイミングが、
巡り巡って、
カチッとはまらないとこの領域には行けないな、と
何度経験しても感じます。

そしてその域は、
長年の歩みの先にあるもので、
その源は、
結局のところ「日常」の姿の積み重ねだなぁ、と。



純真な経験は、
AIであっても計り知れないし、
何ものにも、
変えられないね。
私にとっては3回目のプロジェクトでした。
初のGPはHanaのオーロラ。

そして、Himeのドンキ。

Yotsubaのバヤ。

そして今回は、Akariの青い鳥。

Azuの海賊。

Maayaの黒鳥。

グラン・パ・ド・ドゥを企画し遂行することは、
神経と労力をとても遣いますが、
今回はこうして3本立てでGPを遂行させていただき、
とても光栄に思います。

彼らへのオファーから交渉、
そして実現に至るまでの過程にはいろいろありましたが、
ミラクル続きでした。
そして終始楽しかった!最高でした。

私の教師としてのキャリアにも、
力強い足跡を残していただきました。
ありがとうございました。

このプロジェクトが動き出したばかりの頃、
PDDが初となる彼女たちは
本当に何もわからないところからスタートしました。
レッスンは、パートナーとなる男性に重心を預けるというこんなところから、
真っ白な状態からスタートします。
AzuとMaayaには大きなリフトがあって、
乗っちゃえばいいのだけど、乗る瞬間がね。
最初はコワいです。
特にAzuはフェッテステップからのリフト。
コワくて当然。
それを根気よく、丁寧にご指導くださった三木先生。


Akariはショルダー。
これも最初はどうなることかと思うこともあった笑。

Maayaは回転数もどんどん伸びていって、
力強い回転に進化していきました。
若い子の吸収力はほんとにスゴイです。
グラン・パ・ド・ドゥともなると、
シューズの消耗が激しく、
ひとりで何足ものシューズを手元に置かなくてはなりません。

↑これはMaayaがこのGPで保有していたトウシューズたち

1番手のシューズ、2番手のシューズ、
みたいなランキングもつけられます笑。

そして自分の足に合わせて加工もしまくり笑。
こういうことも全部ひっくるめて、
彼女たちには「バレエとは」の学びだったと思います。

この子たち、トウシューズにちゃっかりサインまでもらっていました笑。
この3人はしょっちゅう私に怒られていて、
周りの空気を一瞬で凍りつかせるという特技を持っています。(おいっ
何回怒られても、
その日はシュンとしますが、一晩寝て起きるとすっかり気を持ち直す(褒めてます
そんなこんなでいつも3人楽しそうにしていて、
なかなかの強靱なメンタルをお持ちですwww


黒鳥ごっこ遊びをよくしていました。





本番の日もしておられました。

めでたしめでたし。
中学生~高校生7名による
「ロクサーヌ」







小品のトリ。
自由自在な身体で、目一杯踊れるこの子たちに、

第1部小品集をバシッと締め括ってもらいました。

このロクサーヌの楽曲は、
いつかこの曲で「赤×黒」のタンゴ調の作品を創りたいな、と
pullしていた曲でした。


この曲で、
咲かせる時がやって来た。


振付けは、
何かが降りてきてあっという間に出来上がりました。
こういう、不思議な、
何か降りてくること。
稀にあります。

Koyoは、
振り入れのギリギリのタイミングでこのメンバーに入りました。
Koyoなら出来るな、って率直にそう思ったから。

Maayaは本番のあの日、
私のイメージ像がそのまま憑依したような、
完璧な踊りをしていました。

音のキメ方から、溜め方、
流しかた、繋げかた、止まりかた、すべてにおける空間の使いかた。
トウに乗っている時間、降りるタイミング、
すべての瞬間が完璧で、
袖から観ていた私は、
彼女がここではないどこか、遙かなる時空に行ってしまっているような、
そんな感覚さえ覚えました。

この「ロクサーヌ」は、
情熱的に熱く踊って、



美しく凜々しく。

ハッと息を吞むほど潔く儚く。
そんなふうに締めくくる作品を創りたかった。
情熱(passion)と刹那(moment)をテーマにした作品でした。
シンデレラ第2幕より
「オレンジの精」

童話のシンデレラの中にはオレンジは出てこないと思いますが、
バレエのシンデレラだと、
第2幕で王子がシンデレラに、
当時はとても高価だったオレンジを振る舞うシーンがあります。

いじわる姉妹がそのオレンジを奪い合うときの音楽ですが、
今回は愉快なこの子たちが群舞でこのシーンを踊りました。


両手に持ったオレンジをね、





コロコロコロコロ・・
しょっちゅう落として
レッスン中はよく床にオレンジが転がっていたんですが(^_^;)

舞台に行ってからは落とさなくなった。
誰ひとり。





やればできるじゃんよーーーーーー
と思いながら先生はあなたたちを袖から観てました笑。


オレンジには名前が書けないから、
マジックで自分にしかわからない印をしたり、

板付きではなく、
交差をしながら曲に入るのが難しくて、


あーだのこーだのやったり。

持ち前の明るさと、
コミカルな曲調が、

この子たちにマッチしてました。

この子たちも大きくなりましたよね。
見てよ~
ムニムニしてて可愛すぎる♥
カワイイ連発するよ!



Ao顔が傷だらけ↓(どしたん?笑


このふわふわのキーホルダー、
今でもピンクのリュックに付けてるよね?↓Nao!


Minoriが前を向いてくれない件↑↓笑

みんなの小さい頃の写真は私の宝もの♥