いつもクールなAkariの
やり切った涙を見たとき、

この子とはきっと何年も前から、
こうやってこの峰を一緒に登ることになっていたのかもしれないな、
そうなるようになっていたのかもしれないな、と


そんなふうに思いました。

グラン・パ・ド・ドゥをやるには、
それはそれは様々な条件が出てきます。
技術面、精神面、取り巻く環境、これまでの軌跡。
歴代のグラン・パ・ド・ドゥ メンバーも
そうでした。


これは私にもこの子たちにも誰にも、
誰にもコントロールができないことで、
私は「巡り合わせの極致」だと思っています。

ありとあらゆることが、
あらゆる条件が、環境が、人脈が、タイミングが、
巡り巡って、
カチッとはまらないとこの領域には行けないな、と
何度経験しても感じます。

そしてその域は、
長年の歩みの先にあるもので、
その源は、
結局のところ「日常」の姿の積み重ねだなぁ、と。



純真な経験は、
AIであっても計り知れないし、
何ものにも、
変えられないね。


