今は習い事を始める年齢が「低年齢化」の傾向にあり
私もお仕事柄、直にそれを感じています
やっと歩き始めた1歳くらい
まだじっとが難しい2歳さんからも
日々、お問い合わせをたくさんいただきます
ありがとうございます
私は
初めてのレッスンの印象って
とても大事だと思っています
年齢が小さければ小さいほど。です
その1回が
その後をもずっと印象づけるからです
だから
まだレッスンするには早すぎる年齢の子が
ただワーワー言って
遊んでるんだか何だかよくわからない
レッスンと呼ぶには程遠いようなクラスでは
結局のところその子のためにはならないと思うので
私は3歳未満ではお受けしていません
よくどんな習い事も
小さいうちは「遊びながら学んでいく」といいますね
専門的に何かを習う時
一見、それが遊びのように見えても
そこに指導者の意図がなくてはなりません
指導者の意図がなければ
ただの本当のお遊びになってしまいます
私はバレエの世界を伝えるのが仕事なので
小さい女の子たちのクラスでは
「空間認識」
すべてがここにつながるように
レッスンを構築しています
みんなで列を作ることでさえも
その子たちがどんなに小さい年齢の女の子たちであっても
「綺麗に並ぶこと」を要求します
これは絶対に考えさせるようにしています
列がぐちゃぐちゃで綺麗に踊れますか?
バレエを習いに来ているのです
お遊戯を習いに来てるのではないのです
綺麗に並ぶことは
レッスンそのものの課題というよりは
レッスンの前提にあります
そしてそこから
空間の中に相手を感じる力
相手を感じながら踊る力が芽生えていくのです
だから絶対にこの部分をいい加減にはできません
数年後に大きな差となります
そして空間認識で大切な「ニュアンス」
自分を取り巻く空間の拡がり方
大小、強弱
速度、テンポ
アクセント
クレッシェンド、デクレッシェンド
拍と数 など
バレエの動きを通して
それらの概念を、筋肉感覚で覚えていきます
そしてバレエですから
そこに「視覚」(鏡の中の自分がその動きをしている時に美しいか)が加わり
「聴覚」(音に乗る、踊っている自分が音符になる)も加わり
だんだんとバレエらしく、バレリーナらしく
育っていくのです
これらは一朝一夕に身につくものではありません
でもそうやって
時間をかけて培っていくことに
私は魅力を感じます
簡単に手に入れたものは
簡単に手放してしまうものだからね
時間をかけて培ったものは
その人の中にずっと生き続けます
私はそう、信じています

カテゴリー: バレエレッスン
2013/05/01ニュアンス
2013/04/11足首が弱い②
足首の強度が物足りないと感じる時って、どんな時でしょう?
・ルルベでつま先重心に立つ時
・ルルベでつま先重心に立ち切ってから、バランスをキープする時
・ピケで床を刺すように立つ時
・ポアントタンジュでつま先を伸ばそうとするけど伸び切らない時
・ジャンプの踏切り
・・・など、いろんなシーンが想像できます
上に挙げたもの↑はすべて
足首だけに問題があるわけじゃなく
(もちろんに足首に何の問題もないというわけでもなく)
足首の使い方にも改善の余地はあるけれど
足首以外に視点を向けて修正をかけていくといいんじゃないかな、と思います
ルルベとひと言に言っても
1番、2番、4番、5番とあります
まず骨盤の位置、上体引き上げの強度、体幹、重心、筋の等尺性収縮、センタリングなど
いろんな要因が考えられます
ピケに問題があるのなら
タンリエを徹底的に強化し重心の移動に強くなることとか
踏切りの問題は
プリエそのものを見直して改善する必要がありますね
タンジュで伸び切らないと感じるなら
足首以外に足底筋の強化も必要だろうし
軸足側にも問題があるでしょう
ご質問をくれた生徒さんにも聞いてみました
どんな時にそれを感じるのか。
特に感じるのは
2番ルルベ
アラスゴンドタンジュ
どちらも横方向への動きですね
横方向が弱いかな・・って、
それに気がついた
大きい一歩だと思います
自分を知るために
自分自身を分析することは大事です
どちらも
まずターンアウトを見直す必要があると思います
本当に股関節からまわせているのか
股・膝・足首のラインが揃っているのか
引き上げはどうか
内ももへの意識はどうか
アラスゴンドタンジュに関しても
脚を出している方向が
舞踊解剖学的にみて正しいかどうか
軸足は機能しているか
上体から下肢へのアライメントも
探ってみるといろんな発見があるから
常に鏡の中の自分と向き合っていくと良いと思います
指導法の観点から言うと
こんなふうにいろんな要因を上げられるのですが
バレエは理論や指導法だけでは語り尽くせませんし、成立しません
この中のひとつを糸口にして
そこから身体感覚を拡げて研ぎ澄ませていく
入口はひとつだったとしても
身体はすべてつながっていますから
そこから掴めること、得られること、感じること、考えること・・・
そうやって表現されていくのがバレエだと思います
簡単に手に入ったものは、簡単に手放してしまう
バレエって
なかなか手に入らない身体的なことがたくさん詰まってて
身体的な部分を求めて精神的にも追いついていくようなところがあります
そしてそれが
魅力なんだと。
私もまだまだ
バレエを追いかけて
学んでいる身です
みんなと同じです
学ぶって
有り難くて、幸せなことですね

追伸)足首って、こんな複雑な構造なんだよ↑
2013/04/10足首が弱い
レッスン中は
私からの一方通行にならないように
「ここがわかりません」
「もう一回やってください」
という生徒さん側からの声が聞けるよう心がけています
おつきあいが長くて
レッスン空間を共に過ごしている時間が長いと
その人の表情や
マーキング(順番を一度なぞること)の感じを見ていれば
実際声で頂かなくても
こうしたことはわかるようになります
クラスをフロー(流れ)でただやるだけなら
レッスン用のDVD観ながら家でやってるのと同じですからね
みなさん通ってくださってるのです
通ってくださってることに対して私が返せる部分って
そういうところだと思うのです
耳を傾けて
目を光らせて(キラーン
って見てますよ、みんなのこと・・笑。)
お互いの気持ちを通わせて
それがバレエ教師としての核の部分だと思っています
レッスンは連続で何本か続くことが多いので
ひとつのクラスが終わっても
時間が来れば次のクラスが始まります
なので、生徒さんとゆっくりおしゃべりしているような時間はなかなかないですが
解らないことがあったらメールしてね。必ず返すよ。
と生徒さんたちには言ってあります
先日、
「私は足首が弱いと感じることが多いのですが・・」とご質問いただきました。
良い質問でしたので、ここでも共有したいと思います
筋肉が自由に動くことは柔軟性と言って
関節が自由に動くことは可動域と言います
足首は関節です
レッスンではいかなる時もつま先を伸ばすように言われるのに
ストレッチやエクササイズとなると
フレックスを必ずやりますよね

バレエ中にはやってはいけないフレックスを
なぜ敢えてやるのかというと
可動域を高めるためにやっています
逆のことをしているようですが
フレックスの質が高まるとポアントの質が高まります

可動域が広い(大きい)と、つま先はより遠くへもっていけるからです
フレックスは形だけ真似ても意味がなく
コツは、とにかく「かかと」を押し出すことです
決して膝にギュッと力が入ってしまうようなやり方はしてはいけません
フレックスは脚全体の後ろ側に働きかけるものです
かかとから、アキレス腱・ふくらはぎ・膝裏を感じてやるようにしてくださいね
そして、足首だけがどうのこうのということではなくて
脚全体の動きとして
フレックス、ポアント、ターンアウト、ターンイン
これを、「エクササイズとして」行います
「バレエエクササイズ」と「バレエレッスン」は
ちょいと意味が違ってきますよ
エクササイズは
レッスンに活かすせるような動きを取り入れたものです
レッスンは
厳格にクラシックバレエのレッスンです
バレエで必要な筋肉は
バレエのレッスンによって培われていきます
その効率性を求めたものが
エクササイズです
レッスンとエクササイズは別のものとして捉える
足首は
柔軟性を高めるというより、可動域を高める
フレックスは
回数や頻度よりクオリティを極める
まだ書きたいことがありますが
今日は長くなってしまったので
続きを②に書きます
2013/04/05それぞれの想いの中で
レッスンの悩み事って、あると思います
本気でやってる証拠です
だからないよりあった方が
伸びしろがあるのです
中でも「順番が覚えられなくて・・・」
っていうのは、少なくないのかもしれませんね
レッスンでは
32とか64のカウントアンシェヌマンがよく出て来ると思います
たぶん、なかなか覚えられないって場合
1から64までを、ひたすら覚えようとしていませんか?
だとしたら
すべてを8カウントというブロックで覚えるようにしてみてください
パズルのように
いつか、はまる日がきます
そうすると
先生のパターンが読めてくるかも・・・
私も、読まれてることがあるのかなぁ(笑)。もしそうなら、いい意味で裏切りたいなぁ(笑)。
この部分は継続していく力がモノを言います
順番というものは動きの構成
そして作品へ振付けへと発展していくもの
人を見ながら動きを追いかける・・のでは
その動きを自分のものにすることはできません
ということは、踊り込めない
だから
自分で覚えて、理解して、そして動くということは
大前提にあるわけなんだけど
決してそこだけをゴールにしないでください
「順番だけ」で完璧そうに踊っていても
それは丸暗記した文章を棒読みしているようなもの
表現にも発信にもなりません
だから
まず「順番を覚えるぞ!」って目標を設定してそれに向かっていくことはいいけれど
必ず、その先にも目を向けてね
私はバレエを伝えることをお仕事にさせていただいてますが
一見、フィジカル(肉体)で
実は、メンタル(精神)です
私自身もそうだし
生徒さんたちを見ていてもそう感じます
特に大人の生徒さんたちは
何となくレッスンしているという人は皆無で
やはりそれぞれバレエへの想いがあってレッスンしています
大人になってからゼロから始めた人
子どもの頃やってみたいと思ってた人
ケガからの復帰
ブランクからの再開
年齢も
職業も
環境もバラバラ
つないでくれているのは
バレエというキーワードだけ
それなら
その想いをもっともっと高いところに持って行けるように
人と比べることでしかレッスンできない・・なんてことにならないように
順番だけ覚えて満足するような踊り手にならないように
無理をさせすぎてケガをさせないように
ただ楽しいだけの生温い空間にならないように
「きつくて楽しい」が理想だなぁ(笑)
この世界は、そういう世界なんだよね
メンタル面は
必ずフィジカル面に反映します
楽しく続けていくことと
厳しく続けていくこと
両方がないとダメ
そこが難しくもあり、やり甲斐もあるところ
大人のクラスは、バレエの真似っこ程度でいいでしょ?なんて
私はそんなこと、絶対に言わせません(キッパリ!)

2013/03/23桜トンネル
2013/03/16特別な季節
草花樹々が芽吹く季節
あっという間に過ぎ去ってしまうこの季節
冬から春の移ろいの時は
生徒たちが新しい芽を出す
そんな季節でもあります

新年長さんになる子たちは
めまぐるしい勢い
確実にバレエの階段昇ってます
大事なのは
一段飛ばしなんかしないで
一段ずつを確実に昇ること
こういう、良い勢いのある時こそ
そういうことを伝えていきたいと思います
2013/03/12感覚ノート
「バーレッスンは、毎日同じようで毎日違う」
こんな感覚をつかみ始めたら
その人はバレエの階段をかなりのぼってきていますね
例えば、プリエひとつとっても
昨日と今日は違って当然だし
今日と明日も違います
バレエのひとつひとつの動きが
「単なる運動」ではない理由はそこにあるんだと私は思っています
私たちは機械じゃないので
毎日、毎回、同じとは限りませんね
調子がいいとか悪いとか
右はいいけど左は・・とか
これは得意だけどこれは苦手だな・・とか
まぁ、いろいろあります
左右差、均衡
安定力や拮抗力
リズム、調和、表現、コントロール・・・
とにかくバレエには集中力が必要です
レッスンで何かのステップがうまくいった時と、いかなかった時って
一体何が違うのでしょう
こういう「感覚」は自分にしかわからなかったりします
だからそんな「感覚」を書き留めるというのもひとつの方法かな
ただ、感覚を蓄積していくには
記録する、という方法もありですけど
がむしゃらにやって身体で覚える、という方法もありだと思います
どちらのタイプか、ですね
私は基本的に、
書いたり読んだりすることが好きなので
記録するタイプかなぁ
もちろん記録するだけじゃ、ダメだけど
書き留めたことがたまってきたら
じっくり読み返す
「感覚」という形のないもの、目に見えないもの
書き留めた言葉は
読み返すことでイメージとなって
人間は、具体的にイメージできることは実現できます
逆に言うとイメージできないことは現実にはならない
こうなりたいとか、ああなりたいとか
ありますね
あるある
イメージすることから始めましょう

2013/03/01新しい季節

今日は「Addict」スタジオ施設の確認に行ってきました
外部でクラス展開するには
音源に始まり
床の条件
スタジオの形状や
鏡の有無
鏡有りの場合は何面か、とか
入室退室のルール
またピラティスの場合は
マットの厚みや
メンテナンスの掟
収納方法
イクイップメント(エクササイズ器具)の確認
そして駐車場の確認やら
ロッカーの確認
スタッフとの顔合わせも大事ですね
私は、常温スタジオでクラス担当させていただきます。
広くて床暖房!いい環境でした!
お隣のホットスタジオも、間接照明にチャクラストーンがとーってもいい感じで素敵でした!
「Addict」 間もなくOPENです!
ヨガが専門ですが、多彩なクラスを展開しています。
素敵な空間です。



