大人からのバレエ。
お付き合いはそれぞれに長く、本当に有り難いことだと思っています。
出逢った頃はみなさん大抵、身体が硬いことを気にしていました。
そんなことは、気にしなくても大丈夫。
いきなり雑技団みたいなことを目指したいわけじゃないしね(笑)。
まず自分の身体を見つめて、
身体の取扱説明書のようなものを探っていけるように
私はそのお手伝いを、少しだけさせていただきます。

スタートは、それでいいと思うのです。
始まりはどうであれ、
一歩踏み出したこと、歩き出したこと
そんなマインドにこそ焦点をあてたいな、と。
まず、やってみて
あとからついてくるものもあります。
大事なのは、
人と比べないこと。
人と比べてレッスンすることを癖にしてしまうと、
その域から抜け出すのは大変です。
「基準」を「他人」の中に作ってしまうのは苦しいだけ。
「基準」は「自分」の中に!
指導において、一番心がけている点です。
周りの人と比べて、勝手に落ち込まないで。
1年前の自分と今の自分を比べたら
伸びている部分が絶対にあるはずだから。
身体が硬くても
私は硬い、私は硬い、と思い込まないで。
どこを
どこから
どう
どんなふうに

そんなことを少しずつ掴んでいければ、大丈夫。

ペースはゆっくりでも、可動域は必ず拡がっていきます。

↑こちらの生徒さん。
もうお孫さんがいらっしゃって、私の母くらいの年齢です。
もちろんはじめからこうはいきませんでしたが、
今はもうストレッチしないと気持ち悪いとおっしゃいます。
で、やはりご自宅で毎日されてるそうです。
これは、子どもだろうが大人だろうが同じですが
ストレッチのコツを掴んで「習慣化」できてくると、
その先は本当に早いです。
ウサギとカメのお話しと同じで、
コツコツが一番の近道。







私ね、いつも思う。
私は「バレエ」を「伝える」ことで
「バレエとは何か」「指導とは何か」「可能性とは何か」を、教えてもらってる。

生徒たちが教えてくれるバレエは
とても奥が深くて
尽きることがない。


私の足りないところ。
良しとして大切にしていきたいこと。


永遠の課題を、いつもありがとう!
日: 2014年6月8日
2014/06/08アプローチ
2014/06/08カラダをイメージするチカラ

筋肉の名称なんて
別に覚えなくたっていいのです。
名称だけ知っていたって
丸暗記したところで
あまり意味がないでしょ。
私はこういうお仕事なので
そういうわけにもいかないというだけ
生徒のみなさんはいいのです。
筋肉・骨格は名称云々ではなく、
感じてほしい。イメージできるようになってほしい。
そう思ってます。
何度も何度も触れていますが
「腸腰筋」
これは無視できない筋肉です。
骨盤を立たせてくれる筋肉はここなのです。

アルファベットのAみたいな形をしているのは「大腰筋」
骨盤にかぶっているみたいのは「腸骨筋」
この2つを合わせて「腸腰筋」です。
名称なんてのはどっちでもいいよ。
この場所と形をイメージできるようになってほしいです。
この筋肉は
私たちの上半身と下半身をつないでいて
背中側とお腹側をつないでくれています。
上下前後にまたがる筋肉です。
難しかったら
まずはどっちかひとつを意識するだけでもいいよ。

このアルファベットのAみたいな、ハの字みたいな筋肉は、
いつでもピンッと張って。
ピンッと張るっていうのは、
弾力のあるゴムがピンと張っている、あの感じ。
ギターやバイオリンの弦がピンと張ってる、あの感じ。
ここが、ダラ~ン
ゆるむと猫背
ここが、ビヨ~ン
伸び切り過ぎると反り腰
「腰の位置を高く」と言われた時は

この筋肉を上に引っ張って、骨盤を持ち上げるということ。
ここが、ダラ~ンとゆるむと骨盤の後傾。→結果として猫背
ここが、ビヨ~ンと伸び切ると骨盤の前傾。→結果として反り腰
イメージできるようになったら、
その筋肉がどこから始まっていて
どこで終わるのか
捉えてください。
始まりと終わりで引っ張り合うのです。
ゴムの端っこと端っこを引っ張るように。
「背骨をまっすぐに」とは、レッスンでよく言われることですが、
そもそも、背骨の始まりと終わりが解っていなければ
引っ張りようがありませんよね。
これもクラスではうるさく言っています。
背骨の始まりは鼻の裏側
背骨の終わりは尾骨(おしりの真ん中)

図を見るとイメージしやすいと思うけど、
背骨をまっすぐにするためには骨盤を垂直に立たせなければならないでしょ。
だから「腸腰筋」を無視することはできないのです!
今日のこの記事は、大人の生徒さん向けですよ。
小さい子には、こんな話は通用しませんので
違う言い回しをしています


