マキ・エコール・ド・バレエ – ページ 174 – 身体を美しく整えるバレエ教室 静岡市

マキ・エコール・ド・バレエ

身体を美しく整えるバレエ教室 静岡市

2012/10/17伝統美

バレエは
もともと日本のものではなく西洋のものだけれど
日本の伝統芸能の中にも
美しいな、と感じるものはたくさんあって
芸術は
境界線などなく
つながっているんだなぁ、と思う
職業柄、
バレエの公演は
プロもアマも含め
年間に何十本も観る機会がありますが
歌舞伎・能・狂言
書道・華道・茶道など
日本の伝統芸能に触れる機会はなかなかないです
でも、できるだけ触れようとは心がけています
自分が身を置いている分野とは
まったく異なる世界で
その美しさにハッとさせられると
学ぶことや
気付くこと
共感すること
たくさんあります
若かった頃は
バレエ、バレエで
自国の文化芸能に正直あまり興味がなかったけれど
今は違うなぁ
そういうところから学ぶことの大きさが身に沁みています
日本って素敵だな
日本人の感性って他にはないなって
そう思います
キャンバスいっぱいにカラフルな色彩を用いる西洋の絵画に対して
敢えて空白を用いて墨だけで描かれている水墨画
空まで高く水を噴き上げる噴水に対して
静寂の中の獅子おどし
バレエは舞台いっぱいに躍動美を繰り広げるのに対して
限られた動きの中に激しい感情を表現するお能や歌舞伎
日本人は「静」の中に情熱を注ぎ込むのが得意な民族なんだと思います
それって素敵
情熱はアピールするものではなく、内に秘めるもの
日本人の魂はここにあるのかもね
最近ね
思うのです
自国の美を解らずして
輸入物のバレエ美を追求できるわけない
私も、大人になったってことかな・・・(笑)。

2012/10/11ピラティスで身体づくり

バレエの3大原則
①アンデオール=外向性
②アプロン=垂直性
③エレバシオン=上昇志向
基本中の基本です
一般の方には「何じゃいな?」って思われちゃうかもしれませんが(笑)
レッスンを受けている方なら
①から③すべてに「うん、うん、うん」と、頷かれたと思います
(おーいemoji14うちの生徒さんたちは、もちろん頷いてくれてるよね?・・・笑。)
この中で②のアプロンは
ピラティスとリンクしています
舞踊関係者がボディワークとしてピラティスを取り入れるのは
この、アプロン=垂直性を効率よく行いたいからです
垂直性を高めると
バレエにどんなメリットがあるでしょう?
すでにピンと来ている方もいらっしゃると思いますが
(うちの生徒さん達emoji14頼むよ・・・笑。)
引き上げですemoji02
「引き上げてーーーーーっ」
「落ちてますよーーーーーっ」
「もっと上がってないとーーーーーーーっ」
いつも叫んでますよね、私face15
さて、今日はバレエとピラティスの関係性のお話をしていきます
バレエのためにピラティスを受けている方は
よく聞いてね
体幹
コア
インナーマッスル
どの言葉も
言葉だけが独り歩きしている感じがしてなりません
体幹って
コアって
一体どこなんでしょう?
これが曖昧なままだと
効果が期待できませんね
ここです

はーい、うちの生徒さんは特に
よく見てくださいよーemoji14
大腰筋と腸骨筋
この2つを合わせて
「腸腰筋」と呼びます
筋肉の名前は
覚えなくたっていいです
名前なんて知らなくたって
ここに
こんな筋肉が
こんな風にくっついてて
こんな風につながっている
それがイメージできることが大事なのです
筋肉名称は知っているに越したことはないけれど
名称を知っているだけでは
あまり意味がありません
見ての通り、腸腰筋は
胸椎下部から内ももにかけて
上半身と下半身をつなぐものであり
後面から前面にかけてをまたいでいます

ここがポイントです
上と下
前と後
これをまとめてつないでいるということ
ここがポイントです
ここがきちんとピーンっと張れていると
バランスがとりやすくなります
余分な力みもなくなります
引きあがると
ターンアウトが楽にできます
引き上げとターンアウトができると
ジャンプやポアントが効率よくなります
良いことだらけicon12なのです
エクササイズは
目的を持って動くことであり
フォームを真似っこすることではありません
だから
まずは腸腰筋の箇所をイメージすることができるようになったら
ひとつひとつの動きの中で
ピラティスの時だけでなく
バレエのレッスン中も
日常生活の中でも
今、腸腰筋がどんな風に働いているか
イメージすることが大事です
イメージを習慣化すると気付くと思いますが
ラクな姿勢をしている時は
腸腰筋はダラーンとしているのが解ると思います(感じると思います)
自分の身体の
ONとOFFが
わかりますよ
そこからが
すべての始まりです

2012/10/05記譜法

レッスンで行ったアンシェヌマン(コンビネーション)を
ノートに記録している
という生徒さんもたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
「書く」という作業は
頭が整理されていいですね
人によっては、得意不得意があるかもしれませんけどicon10
私もよく
レッスンでやったことを書いていました
その時先生から注意されたことも
動きの意味も
説明も
パの名前の由来
歴史的背景
先生が話してくれたこと
ほとんど書いてました
日記みたいにね
バレエ学校時代のノートは
何十冊もあって
今でも大切にしています
大抵のことは
パ(ステップ)の名前で書いておけば
読み返した時にわかります
でも作品となると
言葉では書けないこともたくさんあって
そういう時は
簡単なイラストで描いたりします
でもね・・・
私、絵がヘタでねicon10
なんじゃ、こりゃemoji04って
絵もたくさん書いてますface15
「自分にしかわからない」書き方(笑)
解ればいいの(笑)
自分に解れば(笑)
でもこの舞踊界には
誰が見ても解るように
「舞踊譜」というものが存在するのです
今、この舞踊譜をちょっとずつですが学んでいて
これもまた奥が深く
難しい
各流派や研究者によって
独自の採譜法があるし
同じ演目でも流派によって踊り方に違いもあるし
やはり「音楽譜」と違って
動きを記録するって難しいです
でもすごーく
興味があります

2012/10/01今日から10月

今年度も折り返しicon10
今日から下半期ですね
1年で言うと
最後の3ヶ月icon10
早っface08
誰もが
歳を重ねるたびに
その1年1年を早く感じると思います
「時の加速感」ってやつですね
1歳の子は、1/1(1分の1)=1の速度で1年を感じ
10歳は、1/10=0.1
20歳は、1/20=0.05
30歳は、1/30=0.03・・・
こんな風に分母が大きくなるほど
1年を感じるスピードが増していくんだそうです
これから
1年をもっともっと早く感じていくんだと思うと
末恐ろしい・・・face16
今日から
カルチャースクールのクラスは
新しいスタジオでのレッスンが始まりました
夏の間、
カルチャーの生徒さんたちには
たくさん迷惑をかけてしまったのですが
今日またこうして
みんなで顔を合わせられて
レッスンができて
本当にうれしく思いました
ありがとうございます
また
これから新しくお付き合いの始まる生徒さんたちも
どうぞよろしくお願いします
新しい生徒さんたちの顔と名前は
何人いても一発で覚えます
得意技のひとつです
今日もバッチリicon14

2012/09/299月29日の記事


丸一日完全オフっていう日は
あまりないんですが
今日は
完全オフでした
夕方は
「もんじゃの月島」へ!
いつ行っても美味しくて
粋なおかみさんが
昔から大好きです
明日、
私は朝から
新幹線で移動しなくてはならないんですが
台風どうだろう…
行きは問題ないと思うけど
帰りが心配です…
合間を縫えますように!

2012/09/28プレパラシオンの重要性

音楽で言う「イントロ」
曲の「前奏」部分を
バレエでは「プレパラシオン」と言います
プレパラシオンには
強くこだわってます
小さい子のクラスでは
この部分に関しては本当に口うるさく
言って聞かせて
やってみせて
これでもかってくらい(笑)
毎回うるさいマキ先生です
だってね
とっても大事なことだから
音楽の一部なんだし
何と言っても
プレパラシオンがおろそかだと
その先もずっとおろそかが続いてしまいます
動き出す前(静的アライメント)にできないことは
動き出してからも(動的アライメント)できないのですよ
だから大事なんです

2012/09/21アプローチ


日常生活の中で
「脚を後ろに」ってことは
ほぼないと思いますが…
バレエの中では
当たり前の動きです
バレエ特有の動きを
子どもは特に
目で見たそのままをやろうとするので
脚を後ろに
とにかく高く
上げようとしてしまいます
私が
「高いことより、伸びてることの方が大事!」
と言っても
高さを出すことばかりに
気をとられがちです
膝が伸びてない
つま先が伸びきってない
そんな脚で上げることを身体に覚えさせてしまうのは
先生は許しませぬ!!icon05
子どもたちには
いろんなアプローチが必要です
言葉がけひとつ取っても
「脚を上げる」という言い方を
「脚を張る」
「お背中まっすぐ」を
「真ん中に集める」など
言い方をちょっと変えるだけで
身体の使い方が変わったり
ピンっと伸びた脚で
後ろに上げていくことを習得させたかったら
股関節の使い方を
「自身の感覚」で
掴んでもらわなくてはなりません
私は動きだけを教えるんじゃなく
感覚を伝え
掴ませる
目で見て真似る
だけでは限界があります
アラベスク
アチチュード
パンシェ…etc
後ろへのムーブメントは
股関節の使い方と
骨盤の傾き
がポイントです
高さは
あとからでもついてきます
あとからついてくるっていうのは
「柔軟力」という条件付きですよ
ストレッチは毎日
当たり前です!

2012/09/04股関節の可能性

ターンアウト
アンデオール
どちらも意味は同じで、股関節の外旋を意味します
ダンスクラシックには必須
踊りの前提にあるものです
バレエに夢中になればなるほど
こだわらずにはいられない部分ですよね
もっともっと・・・自分に課していく人も多いでしょう
ターンアウト(外旋)とは何でしょう
レッスンでもお話してますが
決して無理に開くことではありません
まぁこのくらいでいいかな、なんて自分に甘くすることでもない
私はここまでしか開かないから、なんて言い訳することでもなければ
開き直ることでもない
常に自分の限界を知ることです
ターンアウトを高めるために必要なことは
まず股関節の可動域を拡げること
そして開いた股関節を
開いたままで安定させるための筋力が必要です
ストレッチも大事だし
エクササイズも大事だということですね
ストレッチとエクササイズ
よく一色多にされてしまいがちですが
別物です
ストレッチは「伸展」(筋肉を伸ばすこと)
エクササイズは「強化」(筋肉の持つ力を強くすること)
もしも、股関節が生まれつき開きやすい人として生まれて来ても(そういう人、うらやましいよね)
それだけじゃ、バレエは踊れないよってこと
生まれつきそういう人は
努力なんてしなくたって人より開けるとは思うけど
開いた状態は維持できません(キッパリ!)
だから結果としては
固かった人が努力して開けるようになった方が
支える筋肉が一緒に伴っていくからいいってわけです
そしてもうひとつ
声を大にして言いたい別物があります
固定と安定です
私たちが追い求めているのは「安定」の方ですね
固定というのは、ガッチガチに固めてしまうことです
身体を固めてしまったら
踊ることなんてできませんよね
間違った身体の使い方として
ターンアウト(単純に開くこと)と引き換えに
股関節も腰も上半身も、完全に固めてしまって
そうすることで開いているように錯覚してしまう
私がいつも
「余分な力は抜いて」
「すべてを開放しながら上に伸びて」
「伸びていくベクトルを途中で切らないで」
と、レッスンでしつこいくらい言うのは
この固定と安定の違いを
身体で
感覚で
捉えてほしいからです
こういうことは
頭だけで理解するのはダメ
身体を通して理解しなくては
ターンアウトが正しくできていれば
身体は引きあがります
重心が落ちているということは
ターンアウトがその人のMAXでできていないということ
バーレッスンのプレパラシオンで
センターレッスンのプレパラシオンで
要はムーブメントが始まる前の段階で
その人の中で最も綺麗な5番でいることは
ある程度のキャリアがあるのなら
ここまでは当然です
動き出した時
動きの中でターンアウトが消えてしまう時がありますね
たとえば
アラベスクに入りたいその瞬間や
シャッセからポーズに入りたい時とか
あとは
アラスゴンドから5番に閉じたいときとか(特に後ろに閉じたい時ね)
こういう部分で
踊りの質が決まります
どんなに脚が上がっても
どんなにポーズが決められても
どんなにクルクル回っても
こういうつなぎの部分でターンアウトが消えてしまうと
もったいない
股関節は
どんな股関節でも
可能性を持っています
私は指導をしてく上で
この可能性は絶対に捨てたくない
バレエを始めたばかりの頃と、今
ターンアウトは高まっていますか?
ほんの少しでもいい
高まったと感じている人は
あなた自身が
股関節の可能性を捨てなかったからです
それって、すごいことだね
最初は、ターンアウトって何?だった人も
意志と
努力と
継続と
理解で
開くようになるんだから
ターンアウトだけでは踊れるようにはならないけど
決しておろそかにしてはいけないターンアウト
語るとキリがないですが(今日も随分長くなってしまったicon10
また続きを書きますね