今日は
古典にどっぷり浸かってました。
バーミンガムロイヤルバレエ
「眠り」
ピーターライト版です。

彼は、
古典に物語要素を高めてバレエを創られる方です。
改訂版を数多く生み出しています。
英国バレエは、
舞台が放つ色彩がとても個性的。
どん帳が開いた瞬間、
あ~英国だ。
あ~ロイヤルだ。
と、感じさせてくれる
確固たる色彩美があります。
熊川哲也さんの創る舞台にも
同じような感覚を覚えます。
彼も、ロイヤル出身。
こうした色彩感は、
ロイヤルのスピリットのひとつなのでしょう。
イギリスらしい格式
フランスらしいエスプリ
アメリカンなスピード、エネルギー
伝統重んじるロシアバレエ
スパイス効いたイタリアバレエ
バレエって世界共通だけど、
お国柄って
舞台にもちゃんと表れるものです。
日本国内でも
関西っぽい
関東っぽい
言葉ではうまく説明できないけど、
舞台を流れるエリアの空気みたいなの、
私は感じます。
静岡っぽい
っていうのも、あるのかなぁ。
渦中にいると、
そういうのわかりませんね。
方言に気づかないのと同じです(笑)。
今日は
21:00~
「バレエの晩餐」だよ。
バヤの「影」
くるみの2幕
小学生は録画しなきゃ見れない時間だけど。。。
バヤの「影」は、
先生、やりたいな~
挑戦したいな~
と、焦がれている演目のひとつです。
くるみの2幕は、
懐かしいね。
第2回目の発表会演目でした。
2018/05/20上野
2018/05/19進級
クラスを進級した子たちは、

ガラッと変わったクラスの空気や
その内容に

結構必死です。
そんな姿を、可愛いなぁ
・・と思いながら眺めてます。
両手を置いてやっていたバーレッスンも
片手に。

常時1番ポジションメインだったのが
5番ポジションに。

難しい4番ポジションにも入ります。

アラベスクなど、
脚を後ろ方向へ上げる動き。
それに伴う、アームスの使い方。

脚を集める、という概念。

たまに、よろっとする姿も(笑)、
可愛いもんです。
レッスン中は、新しいことが一気に降り注ぎます。
それを体現することの難しさ、この小さな体で大いに感じていることでしょう。
浮き立つような気持ちと一緒に、
脳みそもパンパンかと思います(笑)。
でもこれ、誰もが通る道。
ついて来てね
キューピッドクラスでは
リーダー的存在だった彼女たち。




フロリナクラスにあがったら、
また下っ端からのスタートです。




今は世の中が
横のつながりばかりを強調し、
縦の関係が薄くなっていくのを感じます。
でも人間関係っていうのは、
横のつながりももちろん大事だけどそれだけじゃなく、
縦のつながり
もっと言ったら
斜め上にも斜め下にも
関係性があります。
それって
生きていく上ではすごく大事なことだと私は思っていて、
この子どもたちの小さな社会の中でも、
縦の関係性は
きっちり伝えていきたいです。


上の子たちには
下の子たちを面倒見たり
注意したり
それだけじゃなくて
フォローしたり
時にかばったり
お手本になる在り方を考えながら
歩んでほしいな、と思います。

下の子たちも
上の子たちに頼ったり、
あんなふうになりたいな、なれたらいいなって憧れや、
安心感
ちょっと緊張しちゃうな、っていう
適度なピリピリも
時には必要だと思います。

だから私は、
自分がこうして関わらせてもらっている子たちには、
ただただみんなでお手手つないで・・みたいなことじゃなく、
上下関係もわきまえられる子たちに
育っていってほしいです。
ポアントデビューしたYotsuba。

こちらも、結構必死です(笑)。
必死ではありますが、
万全を期してトウシューズに入ったので、

立つ、ということがスムーズです。
やはり、トウシューズは
履かせるのがちょっと遅いかな~ってくらいでちょうどいいと思います。
今は、3、4年生で一斉に履かせることが多いみたいですが、
私はこの「一斉に」というところにものすごい違和感があって、
(だって、個々に身体条件や脚力が違うでしょう。)
あと、3、4年生の脚力でほんとにちゃんと立てるの?っていう疑問もあったりします。
脚がよっぽど強い子なら問題ないと思うけど。
準備に準備を重ねて入るトウシューズは、

立ち方に無駄がない。
もちろん、履き始めなので課題はまだまだありますが、
スタートとしては、成功です。

感度を研ぎ澄ませて、
感覚を大事にね。
新生キトリクラスでは、


バーからセンター、クロスフロア
すべてをトウシューズで構成しています。

体型に、一番大きな変化が出る中学生には、
徹底的に基礎に立ち返る指導に切り替えています。
バーの初盤で汗だくになって、可愛いです(笑)。
基礎を重んじられる子に、育っていってほしいです。
2018/05/17オフショット②
うちの子たちには、
本番の前日に
「お留守番タイム」があります。
私とお母さんたちが
係の打ち合わせをする、そのあいだ。
楽屋は子どもたちだけになるのです。
私とゆきえさんは、
その時間のことを、
「ミッションインポッシブル」と呼んでいます 笑。
前回は、
この時間に楽屋にいる最年長が、
小6になったばかりのRenaたちで、
結構ハチャメチャだった
前回の様子はこちら ↓
「ミッションインポッシブル」
今回は、
どうなることやら
と、
ゆきえさんもハラハラしていたみたいですが 笑
高校生が仕切っていただけあって、
平穏に時が流れていたようです。
みんな、




このときに書いてくれてたんだ~。




ありがとう。









トランプかな。


Ibuki、そんな顔したらバレるって。
ババ引いたの(笑)。

そして、Himariが引いたとみた(笑)。


わかりやす~い(笑)。
ヘアメイクもやりっこして。

なんか、いい写真~♪ ↓


1幕スタンバイ前 ↓





マタドールの2人。

2人の演技が日に日に大袈裟になっていく様子が、

おもしろかったな 笑。

この場面、完全に2人の世界でした 笑。










フィナーレの紙吹雪。


夢中になって、




かき集めたりして。


番外編。


Watch out for falling objects!


こんなときも、あったっけね (笑)。
2018/05/15オフショット①
ゆきえさんの写真
すべてに目を通させてもらって。

みんながいい顔して踊ってる写真も好きだけど、
オフショットならでは、の
良さっていうのもあって。
素のまんまの
うちの子たちをアップしようと思います。

だって、可愛いんだも~ん

ミッキーのメンバーのお母さんたち、


ヘアチェンジ、ほんとにありがとう。

私は口で指示出すだけだから ごめんなさい (笑)
なんとでも言えるけど、
実際やるっていうのは、ほんとに、大変なこと
大変ってわかってて言うからね~この先生は(笑)
スイマセン・・

うちのMaoさま
あーた、もう先輩になりますからね。
頼みますよ~っ。
可愛いお顔で通せばいいのに、

なぜか始まっちゃう
変顔合戦


Micoの「ちょうちんあんこう」には、
みんなで大笑いしたね(笑)。
キューピッドのポーズ、


そこらじゅうで、いろんな子たちがしてました。

Hime、かわいー


このAyano、すんごい大人っぽいね。
大きいおねえさんみたい。
Renaって、
毎度、
小さい子たちから絶大な人気を誇っているよね(笑)。

小4、Renaにべったり! 笑。
クラス超えて、
仲良くなっていく姿は本当に微笑ましくて。






Micoってさ、
舞台に乗ると、必ずいつも見せてくれるこんなお顔。

先生、
あなたの神々しい
こんな表情が大好き。
こんな表情を逃さず撮ってくれる、
ゆきえさんも好き。
Saeのこの顔~

いたずらっ子みたい(笑)。
②に続きます!
2018/05/13テアトロジーリオショウワ
前に
みんなで行った
テアトロジーリオショウワ

先生、久しぶりにまた来ました。
今日は
スターダンサーズバレエ団の
「ドラゴンクエスト 全2幕」です。

私はゲームとかしないので、
ゲームのドラクエには、興味ありません
私の中では、
ドラクエ=芸術、です。
ドラクエ=ゲーム、じゃない。
入り口は、
すぎやまこういちさんのオーケストラ。
そこから、
ドラクエに興味を持つようになりました。
スタ団が昨年、
舞台セットと衣裳を一新、
リニューアルしたと聞いて、
今日の舞台を楽しみにしていました。
すんごい舞台セット
目ん玉、飛び出そうだった
笑。
これまで、私の目に映してきた舞台の中で、
一番、印象に残る
一番、感銘を受けた
そんな舞台セットでした!
うわぁ~って、
見上げちゃうくらい崇高なその舞台のオーラを
シャワーみたいに全身浴びて
うっとりするような
素敵な時間を過ごしました。
照明
演出
2幕中盤の、押し迫るような美しさ
そして
Music by すぎやまこういち
とてもアグレッシブな空間でした。
今日は、
ギンギンしちゃって、眠れなそうです(笑)。
2018/05/12新年度スタート
発表会も終わり、
今週から
スタジオは通常通り。

新年度のレッスンがスタートです。

みんな、




いい顔して、




いい眼差しで、


いい集中力で、

レッスンに向かう姿がとても潔くて、見ていて気持ちいいです。
新年度、とても良いスタート!
フロリナクラスの熱気ったらもう!




すごいパワーでレッスンが走り始めています。


キトリクラスでは、

新メンバーでのレッスンが始まりました。
もう何年もの間、
大きい子たちのクラスは
繰り上がりの生徒たちでずっと編成を組んできて、
新規の募集というのをしてきませんでした。

お正月が過ぎて
新年度のことを考えたとき、
一度、
扉をすべて開けてみようかな・・って
思った自分がいて

その扉を開けてすぐ、
ふたりの女の子が飛び込んできてくれました。
高校2年生。
ずっとマキ先生のところに通いたいと思っていました。
今しかないって思いました。
2人とも
そんなふうに言って飛び込んできてくれた子たちです。
幼少の頃からもう何年も、
別のお教室の生徒さんとしてバレエをしてきた彼女たち。
この歳の移籍は、
小さい子の移籍とは訳が違います。
家庭の事情、とか
学校の都合、とか
そんなんじゃなく、
本人の気持ちと、行動力と、勇気と、決断力。
大学受験だって、控えています。
何年もいたお教室を辞めて、
移籍するっていうのは、
覚悟のいることです。
私も、
彼女たちを
同等の覚悟で受け入れたいと思います。
会えて嬉しいよ。
よろしくね。
Yotsubaも
今週からトウシューズでのレッスンが始まりました。

この子、ほんと強くなったなぁ。
バレエと向き合う姿を、
微笑ましく眺めています。
ゆきえさんからの写真にも、
続々と目を通させてもらっています。
このブログでアップしている発表会写真は、
すべてゆきえさんのものです!
本日のゆきえワールド


もーーーぉ、

やられっぱなしっす 笑
やーーーーー
これ↑
この子たち↓


半分こどもで、半分おとな。
笑。
2018/05/09第2部 ドン・キホーテ ③
ドン・キホーテ 第3幕
「結婚の場」
バトンは、

再び、Hanaの元へ。

Hana。

最後まで、

あなたの色で、咲かせてね。
ボレロ。


そして、ファンダンゴ。


2幕からはガラッと空気を変え、
お祝いの舞で、
ワーッと華やかな幕開けをするのが、3幕です。
今回、
大人のみなさんは、


待っているときの楽屋での在り方というか、
待っている間の空気の保ち方、
これが一番の課題だったと言ってもいいと思います。
待ち時間が長いっていうのは、
難しいです。
本当に難しい。

場当たり、
最終リハ、
ゲネ、

私は客席から指揮をとっているとき、
出てきた瞬間に、
板に付いた瞬間に、
舞台裏でどんな過ごし方をしていたか、
一発でわかります。
わかってしまいます。
わかっちゃうんだな。
そのくらい、見えないときって大事で。
舞台って、ほんとに不思議な空間だよね。
見えないときが、見えてしまうんだから。

大人のグループには
そんな、目に見えないところにこそ、
何かを見つけてほしいな、と
思いながらやってきました。

それが舞台というもの、だからです。
振りを覚える、とか
フォーメーションを綺麗に、とか

それはそれで大事なことですが、
踊りに向かうスタンスとして
もうひとつ上に行ってほしい。

そんなふうに思いながら、
やってました。
終わってみて、
踊りじゃないところにも、見出せる何かがあるのなら、

それが今回のドンキの、

成果だと思います。
3幕友人

1幕は結構自由にやってもらいましたが、
3幕
そうは問屋が卸しませんぞ
笑。

この、
3幕友人の第2Va.には、
テクニカルな要素がたくさん詰まっています。

だから、
敢えてこの子たちに選んだVa.です。

まだまだ、発展途上にあるこの子たち。
課題も多いです。

でも、
だからこそ、
このVa.を皮切りに引っ張り出したい技術面があります。

だからこのVa.は、
「本番で踊ったVa.」で済まさず、
この先に繋げるためのVa.だと思って受け取ってね。
両手いっぱいに抱えて、
温めてきた、
第4回発表会。

創作期間中は、
いつも
いろんな自分が顔を出します。
もっとラクしよーよー
適当でいいっしょー
大変だからやめちゃいなよー
投げちゃえばいいじゃーん
ムリっしょー
ムリムリ
いつもそうして、ちゃらんぽらんなことばっかり言う
「弱マキ」
やるって言ったのも
やるって決めたのも
あんたでしょ
言ったことには責任持てっ
それでも先生かっ
ちゃらんぽらんな弱マキに言い返してくれるのは
「強マキ」
半狂乱になったときには
弱マキ
強マキ
どちらの言い分も聞いてくれる
そうだよねー
うんうん、わかるよー
「中立マッキー」 笑。
ほんと、逃げたくなるほどの重症なとき、
覚悟が足りんのじゃ、ボケー
言い訳すんなっ
出直して来いっ
もうそんなんじゃ、教室畳めっ
今すぐに畳めっ
容赦なく出てくるのは最高峰の「爆マキ」 笑。
逃亡計画は、この爆マキが断固阻止
笑。
本当にいろんな自分が出てきて
いったい私は何者なんだろうか・・と思うときもあります。
でも、
どれも自分自身であり、
そんな、
多面的な自分自身の
どの面を選んで進むのか、
それを決めているのが本当の自分なのかもしれません。
私は、
良くも悪くも、
他者との比較にあまり興味がなく、
バレエに関しては特に、
創りたい景色が浮かび、
創りたい世界が湧き、
ただただ、そこに向かっていきたいという気持ちが強いです。
この舞踊の世界は、
上を見上げれば果てしなく、
今の私には到底手の届かない場所や
あともうちょっとで手が届きそうな場所、
自分がどんなポジションを築き、
こんな私について来てくれる生徒たちを連れて
どの領域を目指すのか、
人前でバレエを伝えるということは、
そういうことだと思っています。
バレエに憧れ、
バレエに夢見て
夢中になってバレエを追いかけて、
バレエに臨み、
バレエに挑み、
でも、みんながプロになれるのかといえば
そんな甘い世界でもなく、
日本全国、世界中、
ほとんどの子どもたちが
バレエを
習い事のひとつとして
通過していくのだと思います。
通過していくとき、
生徒たちと一緒に過ごす「時間」というものがあって、
私はこの「時間」を
とても尊いと思っています。
この、過ごす「時間」の中で、
習い事の
「たかが」バレエを
「されど」バレエに
私は、していきたい。
それが、
私がこの教室を立ち上げた
原点です。
この原点から、

また次に向かって出発します。
マキ・エコール・ド・バレエ
第4回発表会「ドン・キホーテ」

今までで、
いっちばんキツかったけど、
いっちばん楽しかったです!
ありがとうございました。
杉本麻紀
2018/05/06第2部 ドン・キホーテ ②
ドン・キホーテ 第2幕
「夢の場」
2幕は、
前日の最終リハから
私の中の
ハザードランプが、ピーカン ピーカン

緊急事態発生
前日に来て、
YotsubaとKahoの発熱。。。
しかも、結構な高熱です。。。

真冬の、
インフルエンザ大流行のあの時期でさえ
休まず元気に来ていた子たち。
でもね、子どもの熱ってそういうものですね。
突然です。
なんで・・・(T_T)
よりによって・・・(T_T)
って思いますが、
そういうとき
だからこそ、
照準を本番時間に合わせる!
かなりのピンポイントで合わせる!
大丈夫。
YotsubaもKahoも、マキっ子だから。
根拠はないけど、なぜかそう思えた前日の帰り道。
そんな状況の中、迎えた「第2幕」

いろんな意味で、
良くも悪くも
泣きながら創った、2幕でした。
2幕に教わったことは、大きいなぁ。
ドンキやるって決めて、
一番はじめに創った、
一番はじめに手掛けたのが、2幕でした。
元々、私が大好きなシーン。
でも、
好きなだけじゃ、創れないでしょ。
っていうのを、
思い知らされた、2幕です。
踊ることと、
創ることは、
次元が別なのだということ、
解っていたつもりだった。
でも、「解る」という次元すら、違ってた。
この、ドンキ第2幕には、
創り手として大切なことを、教わりました。
第1幕から第2幕へ。
バトンは、


この2人に渡ります。
どん帳が上がる前、
2幕メンバーは緊張というより



このドライアイスが気になっちゃってね (笑)。


ドライアイスの効果は、約2分半。


ここ!というときにMAXにもっていくために、

舞台監督はじめ、スタッフの方たちには
確実なタイミングを逆算して出してもらうという、

難しい案件でもありました。
私の中では
絶対的な
必須の

効果演出でした。
森の精霊たち。



一番苦労したのは、
斜め列



でも、
コール・ドで経験するこうした苦労って
必ず活きるんだよね。

コール・ドには、
バレエに大切なものがたくさん詰まってる。
それは、
テクニックとかそういうことじゃなくて、
もっともっと、根っ子にある

大事なもの。

Rioが、
1幕のセキジリアと
ちゃんと、きちんと演じ分けていて、
なんかすごく、
その成長を噛みしめた。
小さなキューピッドたち。

あーきたきた (笑)。

ほんと、ひょこひょこ、ひょこひょこ、しててね。

可愛いったらありゃしない (笑)。


監督にまで慣ついて、
すっごいフレンドリーで、
すっごいフランクに話しかけたりして、
監督、ちょびちょび話しかけて、すみません。

本当に可愛い子たち。

キューピッド。


この役は、2幕を象徴する
とても大きな役です。

可愛いだけじゃ、だめ。

強くならなきゃ、踊れないよ。

それを、


言葉じゃなく、伝えたかった。
今回の舞台で、
私が一番伸びしろを感じたのは、

Yotsuba。あなたです。
森の中に消え入りそうな、
儚く
幻のような

そんな2人の姿は、
切ないくらいだったな。
森の女王。


Remonには、どんぴしゃな役だったと思う。
第1回目の発表会のとき、

森林の衣裳に身を包み、
はにかんでいたあなたが、
同じ緑の衣裳でこんなに
知的で
厳格で
華麗で

娘がウエディングドレスを着たときのような眼差しで、
あなたを見てました。

森林の精を
可愛らしく踊っていたあの頃から
先生は、
こんなあなたの後ろ姿を夢に描いていたよ。
ドルシネア。

初期の頃は、
ものっすごいフワフワしたドルシネアでした 笑。


Ibuki、
夜中にやり取りしたメールを覚えてる?

先生はあのメールを、泣きながら打ったっけ。

あの日から、
あなたのドルシネアがどんどん変わっていきました。
「夢の場」は、
浮遊感に満ち溢れた世界です。
でもね、
このバレエ特有の「浮遊感」は、
地に足の着いた人にしか出せません。

2幕コーダ。
2人のジャンプが、地に足ついてて、頼もしかったな。

地に足が着くジャンプ、
地に足の着いた浮遊感、なんて
言葉にすると矛盾しているようだけど
相反するものが調和して成立することもあります。
精神と肉体と思考がシンクロするとき、って言ったらいいのかな。
バレエが教えてくれることは、とても深いです。
胸に抱いて、
将来を切り拓いてね。
夢から醒めたように、
私たちの「夢の場」は、
手を伸ばしたら、消えてしまった。


切ないくらいに儚く、刹那的な、
美しい「夢の場」を創りたかった。


そんな一瞬を
誰かの記憶に残すことができたら、
それだけでいい。

私は、やっぱり

この「夢の場」が

大好きです。
この「夢の場」を
創り上げてくれた2幕のみんな、






ありがとう。
次は、
ついに最後になっちゃったな・・
3幕のみなさん、

スタンバイ、よろしいでしょうか。


