中学生~高校生7名による
「ロクサーヌ」







小品のトリ。
自由自在な身体で、目一杯踊れるこの子たちに、

第1部小品集をバシッと締め括ってもらいました。

このロクサーヌの楽曲は、
いつかこの曲で「赤×黒」のタンゴ調の作品を創りたいな、と
pullしていた曲でした。


この曲で、
咲かせる時がやって来た。


振付けは、
何かが降りてきてあっという間に出来上がりました。
こういう、不思議な、
何か降りてくること。
稀にあります。

Koyoは、
振り入れのギリギリのタイミングでこのメンバーに入りました。
Koyoなら出来るな、って率直にそう思ったから。

Maayaは本番のあの日、
私のイメージ像がそのまま憑依したような、
完璧な踊りをしていました。

音のキメ方から、溜め方、
流しかた、繋げかた、止まりかた、すべてにおける空間の使いかた。
トウに乗っている時間、降りるタイミング、
すべての瞬間が完璧で、
袖から観ていた私は、
彼女がここではないどこか、遙かなる時空に行ってしまっているような、
そんな感覚さえ覚えました。

この「ロクサーヌ」は、
情熱的に熱く踊って、



美しく凜々しく。

ハッと息を吞むほど潔く儚く。
そんなふうに締めくくる作品を創りたかった。
情熱(passion)と刹那(moment)をテーマにした作品でした。


