8.Synergy~以心伝心~ - マキ・エコール・ド・バレエ

マキ・エコール・ド・バレエ

身体を美しく整えるバレエ教室 静岡市

2026/06/218.Synergy~以心伝心~

私は和洋折衷な作品が好きで、

毎回何かしら和の作品を創っています。

今回は。

和洋というより、

「和」でござんした笑。

そんな和モノを、

こちらのふたりに託しました。

息の合うふたり。

この、

バシッと感、

キリッと感は、

このふたりじゃなければ出せなかったと思います。

この類いの振付けは特に、

踊り手の資質がそのまま現れますから、

勝ち気で、

サバサバしていて、

男っぽい一面を持っている人に踊ってもらわないと、

この感じはなかなか出せません。

バシッと感は体幹が相当強くないと出せないし、

こういう作品は感受性の高さも必要です。

感受性は努力で付くものではないから、

それこそがその人の資質とも言えます。

ふたりで踊る作品だったので、

レッスン後に居残ってもらったり、

夏休みに呼び出したりして、

振りを渡していきました。

「Synergy」とは相乗効果。

ふたりで踊ってこそ、

相手を感じてこそ。

ふたりでバシッとキメてこそ。

息を合わせてこそ。

「ひとりよりふたり」が成立してこその作品です。

そして、サブタイトルである「以心伝心」。

言葉を使わずに、

互いの心が自然に通じ合うこと。

それを今回、

照明という手段を使って視覚化。

真ん中のシルエットは、

上半身がMaaya

下半身がAmane

を映していました。

シルエットがピタッと合う瞬間と、

合わない瞬間もあって、

リハ、ゲネ、

踊るたびに毎回違うシルエットが出ます。

本番は本番にしか出せないシルエットが現れます。

一期一会のシルエット。

その合わない瞬間もあるからこそ出せる、

ふたりの以心伝心の瞬間は確実にあり。

そんな、

人と人の以心伝心を、

表現したかったのです。

ふたりにピッタリの、

ドンピシャな作品でした。

ターンやジャンプといったテクニックを

一切封印し、

表現力だけで勝負したような作品でした。

難しい振付けだったと思いますが、

振りを吸い込むように受け取ってくれたふたりと、

どんどん自分たちの色に染めて作品を仕上げていく姿、

身体を細部まで律して、整えて、動かす楽しさ。

私も創作過程がとても楽しかったです。

ふたりには壮大なる創作の機会を与えてもらいました。

ありがとうございました。